〔黒羽大字亀久 棚田枚数34枚、面積4.3ha、関係農家7戸〕
棚田とは一般的に傾斜度20分の1(水平距離を20メートル進んで1メートル高くなる傾斜)以上で1ヘクタール以上の「急傾斜の山間地の階段状棚田」の水田の団地をいいます。
棚田は、食料を生産する場としてだけではなく、山から流れ込む水を蓄え、ダムの代わりをなし土砂崩壊防止も果たしています。同時に山の斜面や丘陵地に段々と折り重なり、四季折々の風情を見せてくれる棚田の美しさは心にやすらぎを与えてくれる日本人の原風景でもあるのです。