佐良土(さらど)の法輪寺境内にあるシダレザクラ。根元周囲4.4メートル、樹高12.0メートル、枝張東西13.4メートル、南北11.3メートル。保延年間(1130年代)西行法師が奥州行脚の折法輪寺に詣でて、境内にあったサクラを見て、「盛りには などか若葉は今とても 心ひかるる糸桜かな」と詠んだと伝えられていることから、「西行桜」の名があります。当時から800年ほどの歳月が流れますが、現在のサクラはひこばえのもの。毎年4月上旬から中旬にかけて、たくさんの花を咲かせます。