建設業関係者の仕事始めの儀式「太子祭」
大工職人たちが鳥帽子(えぼし)・狩衣(かりぎぬ)の装束で、木やり唄に合わせ、烏帽子と赤い狩衣姿の棟梁10人が、長さ4メートル、直径40センチのスギの丸太を抱えて参道から登場します。

太子碑前で神事の後、 伝統の建築技術を鋸(のこぎり)・手斧等の道具を使った古式豊かな「釿始之儀」を披露し、一年間の無事を祈願しのこぎりやおので丸太を角材に仕立てました。 また、境内に設置される大のぼり2基と200本を越える小のぼりは荘厳を極めます。 小学生以下のお子様には、福袋が先着100名に無料配布される予定です。

太子祭は大田原太子講(竹内義美会長)と大田原商工会議所(玉木茂会頭)が共催。作業の安全や商売繁盛を祈願して、1978年から毎年1月10日に行っております。