春から夏の間、遠い北国の水辺で卵を産み、子育てをしていたハクチョウたちは、冬が近づくと越冬地を求め約1週間かけて数千キロも南下します。羽田(はんだ)沼へも、毎年約百羽のハクチョウたちと、千数百羽のカモが一緒に3月末頃まで、ゆっくりと一冬を過ごします。

早朝にハクチョウが見られますが、日中は近くの川や田んぼでえさをついばんでいます。