北金丸のザゼン草群生地が2月1日より3月31日まで一般公開しております。 ザゼン草は、大田原市指定天然記念物になっております。 群生地の広さは約1,400平方メートル。昨年は、約330株ほどが開花しました。

以前より、開花株数が減少しており、要因として周辺河川の水位低下など、さまざまな臆測がございますが、市でも調査をしているところです。

山中の湿地に生える水芭蕉に似た多年草で、1~2月に葉に先だって高さ10~20センチメートルの仏炎苞につつまれた花が現われます。 和名は座禅草で花の形を、座禅を組む僧にたとえたもの。

大田原市北金丸のザゼン草群生地は、熊川や蛇尾川(さびがわ)の伏流水がわき出る湿地で、およそ2万株が自生しています。